小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則

少ない人数で優れたプロダクトを出し続けているソフトウェア開発会社37signalsの創業者が書いた本。


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ハラオチした箇所あたりのメモ:

基本的に「ノー」と言おう。「イエス」と答えるのはとても簡単だ。さらなる機能の追加に、あまりにも楽観的な締切に、可もなく不可もないデザインに「イエス」と答える。あっと言う間に、あなたが本当にしなければいけないことが見えなくなるくらい「イエス」と答えたものが高く積みあがってしまう。(p101)

人を雇うのによいタイミングは、定められた期間内であなたの限界を超えた仕事があるときだ。もはや自身では手がつけられないものもある。品質の低下が目立ち始める。それが限界の時だ。その時こそ人を雇うのであって、その前の段階ではない。(P139)

欠点を見せることを恐れてはいけない。不完全さはリアルであり、人はリアルなものに反応するのだ。 (P127)

僕たちは、人に託す前にできる限り自分たちでやってきた。このように、一度やったことがある仕事にはどういう人が必要なのかわかるのだ。 (P138)

私たちは、文章力のある人を雇う。文章力のある人はそれ以上のものを持っている。文章がはっきりしているということは考え方がはっきりしているということである。文章家は、コミュニケーションのコツもわかっている。(p148)

経理は部署だが、マーケティングはそうではない。マーケティングは、会社の皆が行うものである。365日、24時間いつでも。(P133)

良書すぎる。オススメ。